01

くらす人たちの個性が
まちの魅力に繋がっていく。
新しい価値と営みを創造する、
余白のある住まいのカタチ。

毎日違った景色を紡ぐ雲(くも)のような個性が羽(はね)ばたく場所。そんな個性豊かな「好き」を表現するアトリエから、同じ価値観を持った人たちが繋がってひろがり、まちに溢れ出していく場所を「はねとくも」と名付けました。従来の賃貸物件のような「収益性を高める間取り」ではなく、余白を持たせた「エリアの価値を高める間取り」にすることで、新しい価値を創造する空間となりました。

そんな「はねとくも」では、旬の野菜が買えるマルシェやシンボルツリーのミモザの切花を販売するイベントなど、季節ごとに多様なイベントを随時開催しています。昔からトダにくらす人々からは「つまらない住宅街が面白くなった」という声も上がりました。

02

事務所が物件改修の
モデルルームへ。
リノベーション効果で
小学生が店頭に行列！？

「これまでの方法では通用しない。仕事のやり方や扱う物件を変えなくちゃいけない」と、まちの不動産屋の未来を見据えた大きな自社リノベーションでした。
古くなってしまった物件を、より良く利活用していただくための施工モデルとして、すこしの予算とちょっとした工夫で物件を魅力的に改修する「モクチンレシピ」を活用しております。
完成後には物件チラシで埋め尽くされていた事務所前面のガラスもスッキリと生まれ変わり心機一転。道行く人や顔馴染みの方々はもちろんのこと、これまで接点がなかったお客様やオーナーさんも店内を覗いてくださる機会が頻出しました。「やはり魅力的な活用方法がこれからは必要だよね」と多くの方にご理解いただいたことで、入居者の若返りや付加価値の向上につながる改修相談が増加に繋がりました。

03

まちの不動産会社が仕掛ける
まちづくりプロジェクト
「トダピース」。

個性豊かな「ハコ」、おもしろい「コト」、魅力的な「ヒト」、それらをパズルのピースを埋めるようにつなぎ合わせていくことで、戸田市から大きなジグソーパズルを組み立てていきます。

■空き「バコ」を個性豊かな「宝のハコ」へ
すこしの予算とちょっとした工夫でたくさんの魅力を創造するデザインツール「モクチンレシピ」を活用し、物件の魅力を生かしながら「作りすぎない、壊しすぎない」リノベーションを心がけています。

■「コト」もなきまちをおもしろく。
物件「ハコ」を使って入居者と地域が繋がるイベントを開催することで、入居者や地域住民の交流活動を促し、住み続けられる、魅力のあるまちづくりに貢献しています。

■地域の魅力的な「ヒト」の見える化。
地域でがんばる小規模事業者同士コミュニティを形成、地域の魅力的な仲間を「可視化」することで「私とあなた」という二人称のつながりから「あなたとあなた」がつながっていく「顔の見える経済循環」を目指しています。